エクセル管理で起きがちなこと
- 現場ごとの紙の日報を事務所でエクセルに打ち直していて、月末の人工の集計に時間がかかる。
- 協力会社ごとに何人入ったかが日報の自由記述に埋もれ、請求書の人工と突き合わせにくい。
- 雨で作業を中止した日の記録があいまいで、あとで工期の説明をするときに困る。
- 重機やリース機械をどの現場で何日使ったかが、日報からすぐに拾えない。
- 朝礼や KY(危険予知)をやったかどうかの記録が、現場によってあったりなかったりする。
建設業の作業日報アプリに必要な項目
表(データの置き場所)ごとに、最低限そろえたい項目です。エクセルの 1 シートが 1 つの表にあたります。
作業日報
1 現場 1 日 1 件。天候や作業の中身をここに書きます。
| 項目 | 種類 | メモ |
|---|---|---|
| 日付 | 日付 | 同じ現場・同じ日付は 1 件まで |
| 現場 | 現場への参照 | |
| 天候 | 選択肢 | 晴れ・曇り・雨・雪 |
| 作業の可否 | 選択肢 | 通常・一部中止・中止 |
| 作業内容 | 長いテキスト | 例: 2階床合板張り、外部足場の盛替え |
| 朝礼・KY の実施 | はい/いいえ | |
| ヒヤリハット・気づき | 長いテキスト | なければ空 |
| 記入者 | テキスト | 職長・現場代理人など |
出面(作業員)
日報 1 件に、会社・職種ごとの人数を行で足します。人工の集計に使います。
| 項目 | 種類 | メモ |
|---|---|---|
| 作業日報 | 作業日報への参照 | |
| 会社 | テキスト | 自社または協力会社 |
| 職種 | 選択肢 | 大工・鳶・土工・電工・設備など |
| 人数 | 数値 | 人 |
| 時間 | 選択肢 | 終日・半日・残業あり |
使用機械
その日に使った重機・機械。自社のものかリースかを分けます。
| 項目 | 種類 | メモ |
|---|---|---|
| 作業日報 | 作業日報への参照 | |
| 機械 | テキスト | 例: バックホウ 0.25㎥、高所作業車 |
| 台数 | 数値 | |
| 区分 | 選択肢 | 自社・リース |
現場
日報を書く現場の一覧。
| 項目 | 種類 | メモ |
|---|---|---|
| 現場名 | テキスト | |
| 工期 | テキスト | 例: 2026/09/01〜2027/01/31 |
| 現場代理人 | テキスト | |
| 状態 | 選択肢 | 施工中・完了 |
画面の構成
日報を書く
現場と日付を選び、天候・作業の可否・作業内容・朝礼と KY の実施を入れます。下で会社ごとの人数と使用機械を足します。
現場の日報一覧
1 つの現場の日報を日付順に並べます。天候と中止の日、その日の人数の合計がひと目でわかります。
日報の詳細
1 日分の作業内容、出面、使用機械、ヒヤリハットを 1 画面にまとめます。
人工の集計
現場と月を選ぶと、協力会社・職種ごとの延べ人数と、機械の使用日数を集計します。
AIへの頼み方(そのまま使える指示文)
HARVASK のミニアプリで AI にこの文章を渡すと、上の項目と画面を持ったアプリを作ります。自社にない項目は消し、足りない項目は書き足してから渡してください。
建設業の作業日報アプリを作ってください。 【データ】 - 現場:現場名、工期、現場代理人、状態(施工中/完了) - 作業日報:日付、現場、天候(晴れ/曇り/雨/雪)、作業の可否(通常/一部中止/中止)、作業内容、朝礼・KY の実施、ヒヤリハット・気づき、記入者 - 出面(作業員):作業日報、会社、職種、人数、時間(終日/半日/残業あり) - 使用機械:作業日報、機械、台数、区分(自社/リース) 【ルール】 - 同じ現場・同じ日付の日報は 1 件までにしてください。 - 人工は、終日を 1、半日を 0.5 として人数に掛けて数えます。 - 朝礼・KY の実施が「いいえ」の日報は一覧で目立たせます。 【画面】 1. 日報を書く(現場と日付を選び、出面と使用機械を行で足せるフォーム) 2. 現場の日報一覧(日付順に、天候・作業の可否・人数の合計) 3. 日報の詳細 4. 人工の集計(現場と月で、会社・職種ごとの延べ人工と機械の使用日数)
エクセルから移す手順
- 1 今の日報の書式(紙・エクセル)を見て、毎日書いている欄を洗い出します。上の項目と違えば、指示文を書き換えます。
- 2 施工中の現場の一覧(現場名・工期・現場代理人)を CSV にします。
- 3 よく入る協力会社と職種の一覧を作っておき、指示文の職種の選択肢をそれに合わせます。
- 4 上の指示文でアプリを作り、AI に「現場の CSV を取り込んで」と頼みます。
- 5 月の初めを切り替え日にすると、人工の集計がアプリだけで完結します。前月までの日報は今の保管方法のまま残します。
使いながら頼める改良
アプリは作ったあとも、AI に話しかけて直せます。たとえば次のような頼み方です。
- 「協力会社ごとの月の人工を出して、請求の人工と並べて比べられるようにして」
- 「雨と雪で中止した日を現場ごとに数えて、工期の説明に使える一覧にして」
- 「リースの機械だけを、機械ごとに使用日数で集計して」
- 「ヒヤリハットが書かれた日報だけを全現場から集めて一覧にして」
- 「日報に「明日の予定と手配」を足して、翌朝の朝礼で見られるようにして」
HARVASK で作る流れ
-
1. 頼む
プロジェクトのミニアプリを開き、上の指示文を AI に渡します。
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2. AI が作る
AI がデータの表と画面を作り、その場で動くアプリとして表示します。
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3. チームで使う
プロジェクトのメンバーが同じアプリとデータを使えます。直したい所は AI に頼みます。
ミニアプリはベーシックプラン(月額 20,000 円・税込)以上で使えます。フリープランとスタータープランでは使えません。
よくある質問
雨で作業を中止した日も日報を書きますか?
書くことをおすすめします。作業の可否を「中止」にして天候を残しておくと、あとで中止の日数を現場ごとに数えられ、工期の説明に使えます。
人工の数え方は変えられますか?
変えられます。指示文の「終日を 1、半日を 0.5」を自社の数え方に書き換えるか、作ったあとで AI に頼みます。
協力会社の人にも書いてもらえますか?
アプリを使えるのはプロジェクトの管理者とメンバーです。ゲストは使えません。協力会社の分は職長や現場代理人がまとめて書く運用が向いています。
工程表とつなげられますか?
同じアプリの中に工程のデータを足せば、日報から工種ごとの実績を拾う形にできます。工程の項目は建設業の工程管理のページを参考にしてください。
どのプランで使えますか?
ミニアプリはベーシックプラン(月額 20,000 円・税込)以上で使えます。フリープランとスタータープランでは使えません。