受付の引き継ぎ書テンプレート(Excel)|来客・電話・郵便・会議室・入館の決まり

受付は会社の顔で、毎日の小さな決まりの積み重ねで回っています。来客・電話・郵便・会議室・入館のルールを書き出しておけば、交代した日から同じ対応ができます。

引き継ぎで起きがちなこと

  • 代表電話の取り次ぎ先がわからず、お客さまを待たせてしまう
  • 営業電話や問い合わせの断り方の決まりが伝わらず、担当者に回してしまう
  • 書留や宅配便の受け取りと社内での配り方がわからず、届いたものが行方不明になる
  • 入館証の貸し出しや返却の記録があいまいで、セキュリティの確認ができない
  • 会議室の予約の重なりや、応接室の準備の決まりが伝わらない

テンプレート:書く項目と書き方

見出しごとに、書く項目と何をどう書くかをまとめました。Excel 版には、このまま記入欄が付いています。

来客対応

来客の迎え方
来訪者の確認、担当者への連絡方法、案内する部屋、お茶出しの有無を順に書きます。
予約のない来客
飛び込みの営業、配達以外の業者、面接の候補者など、ケースごとの対応を書きます。
特別な来客
役員の来客、取引先の重要な方など、迎え方を変える相手と、事前に知らせてもらう仕組みを書きます。

電話

代表電話の受け方
第一声、名乗り方、取り次ぎの言い方、保留の長さの目安を書きます。
取り次ぎ先の一覧
用件ごとの担当部署・内線番号の一覧の場所を書きます。よく来る用件(請求の問い合わせ、採用の応募など)は特に。
営業電話・迷惑電話への対応
断り方の決まり、担当者に回さないもの、しつこい場合の相談先を書きます。
不在時の伝言
伝言の残し方(チャット・メモ)と、折り返しが必要な件の追い方を書きます。

郵便と宅配便

受け取りの手順
郵便の届く時間、書留・簡易書留の受け取りと記録、宅配便の受け取りの印の押し方を書きます。
社内での配り方
部署ごとのレターケース、重要郵便の手渡し、本人不在時の保管場所を書きます。
発送
切手・レターパックの在庫、宅配便の集荷の頼み方、料金後納の手続き、発送記録の付け方を書きます。

会議室と応接室

予約の仕方とルール
予約システムの場所、予約できる期間、重なったときの優先順位を書きます。
準備と片付け
プロジェクターや会議用の機器、ホワイトボード、飲み物の準備と、使用後の確認を書きます。
設備の不具合
空調・照明・機器が動かないときの連絡先を書きます。

入館とセキュリティ

入館証の貸し出しと返却
来客用の入館証の枚数、貸し出しの記録の付け方、返却の確認の仕方を書きます。
ビルの入館ルール
ビルの受付での手続き、時間外の入館、工事業者の入館申請の出し方を書きます。
緊急時の対応
不審者・急病・地震などのときの連絡先と、受付の役割(避難の誘導など)を書きます。

その他の日々の業務

備品と消耗品
受付で管理している備品(来客用スリッパ、名刺用の受け皿など)や、お茶・コーヒーの補充先を書きます。
受付の開け閉め
受付に立つ時間、昼休みの交代、不在時の表示と呼び出しの方法を書きます。
よく聞かれる質問
最寄り駅からの道順、駐車場、Wi-Fi の案内など、来客からよく聞かれることと答えを書きます。

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書き方のコツ

  1. 1 電話や来客の言い回しは、実際に使っている言葉のまま書くと後任がすぐ真似できます。
  2. 2 取り次ぎ先の一覧は、部署名より「用件」で引けるようにすると使いやすくなります。
  3. 3 書留や重要郵便は、受け取りから手渡しまでの記録の付け方を必ず書きます。
  4. 4 セキュリティに関わる番号(入館のコードなど)は書かず、保管場所と渡し方を書きます。
  5. 5 迷ったときの相談先(総務の誰か)を見出しごとに一人書いておくと安心です。

最終日までの段取り

  1. 1 か月前

    一日の流れと、電話・来客・郵便の決まりを書き出す

  2. 2 週間前

    取り次ぎ先の一覧と入館証の記録を最新にする

  3. 1 週間前

    後任に受付に立ってもらい、隣で電話と来客の対応を見守る

  4. 3 日前

    ビル管理・郵便局・宅配業者など、外の窓口に担当交代を伝える

  5. 最終日

    入館証・鍵・備品の在庫を後任と一緒に数える

最終日までの確認リスト

  • 代表電話の受け方と取り次ぎ先の一覧を後任に渡した
  • 書留・宅配便の受け取りと配り方を一緒に行った
  • 来客用の入館証の枚数を数え、記録を渡した
  • 会議室の予約システムの権限を後任に付けた
  • 緊急時の連絡先と受付の役割を伝えた
  • 社内に受付の担当交代を知らせた
  • セキュリティに関わる番号を、決めた方法で直接伝えた

AI に聞き取ってもらって書く

白紙から書くのが大変なら、HARVASK の引き継ぎエージェントか AI チャットにこの文章を渡してください。AI が順番に質問し、答えた内容を手順書(Wiki)にまとめます。手元の Excel や PDF の資料も読ませられます。まとめた内容は、使う前に人が確認します。

AI に渡す文章
会社の受付の引き継ぎ書を作りたいです。順番に質問して、来客の迎え方、代表電話の受け方と取り次ぎ先、営業電話の断り方、郵便・書留・宅配便の受け取りと配り方、会議室の予約と準備、入館証とビルの入館ルール、緊急時の対応を聞き取ってください。入館のコードなどの番号は聞かず、保管場所と渡し方だけを記録してください。最後に、引き継ぎ書の見出しに沿って Wiki にまとめ、来客からよく聞かれる質問と答えも一覧にしてください。

引き継ぎエージェントと Wiki はフリープランから使えます(フリープランは 1 名まで、初期クレジット 500)。

よくある質問

受付と総務を兼ねています。

受付の部分はこのテンプレートで、それ以外の総務の業務は総務の引き継ぎ書に分けて書くのがおすすめです。後任が受付だけを担当する場合にも分けやすくなります。

派遣の方への引き継ぎにも使えますか?

使えます。来客・電話・郵便の決まりを中心に、判断に迷ったときの相談先を必ず書いておくと安心して立てます。

電話の取り次ぎ先がよく変わります。

取り次ぎ先の一覧は引き継ぎ書に貼らず、一つのファイルに置いて場所だけを書きます。組織変更のたびにそのファイルを更新する担当も決めておきます。

無人受付にしている会社でも必要ですか?

受付の機器の使い方、来客の通知が来たときの対応、郵便や宅配便の受け取りは残ります。機器の業者の連絡先とあわせて書いておきます。

料金プランによって使える機能は違いますか?

引き継ぎエージェントと Wiki はフリープランを含むすべてのプランで使えます。フリープランは 1 名まで、初期クレジット 500(月ごとの配布はなし)です。