プロジェクトに「指揮命令系統」を反映する方法|報告ラインを迷わせない組織図機能
活用術
2026年07月23日 · 1分で読めます

プロジェクトに「指揮命令系統」を反映する方法|報告ラインを迷わせない組織図機能

プロジェクトに「指揮命令系統」を反映する方法|報告ラインを迷わせない組織図機能

「プロジェクトのメンバーが増えて、誰が誰の上司かパッと分からない…」「部署をまたいだ支援関係も、ツール上でちゃんと表現したい…」

こんなお悩み、ありませんか?

  • プロジェクトのメンバー一覧がフラットで、誰が誰に報告すべきか分からない
  • 新しく入ったメンバーに「誰に聞けばいいか」を毎回口頭で説明している
  • 直属の上司・部下だけでなく、他チームから手伝ってくれる人の関係も残したい
  • 権限は付与したいが「誰でも組織図を編集できる」状態は避けたい

結論を先に

プロジェクトメンバー同士に「上司(親)」を1人設定でき、指揮命令系統をツリーで可視化できます。直属の上下関係とは別に、複数人と「横から支援する」サポーター関係を自由に追加・削除できます。「AがBの上司なのにBがAの上司」のような矛盾した設定は自動的にブロックされます。編集はプロジェクト管理者・テナント管理者のみで、他メンバーは閲覧のみです。この機能はベーシックプラン(月額20,000円)以上での提供です。

「フラットな担当者一覧」の限界

プロジェクト管理ツールの多くは、メンバーを単純な「一覧」として扱います。人数が少ないうちは問題になりませんが、メンバーが10人、20人と増えてくると、誰が誰の直属の上司なのか、誰が誰の業務をサポートしているのかが、口頭やSlackの記憶に依存してしまい、新しく参加したメンバーほど迷子になりやすくなります。HARVASKには、この「報告ライン」自体をプロジェクトの設定として残しておく機能があります。

プロジェクト設定の「指揮命令系統」タブでツリーを組む

プロジェクトの「設定」→「指揮命令系統」タブを開くと、そのプロジェクトに参加しているメンバーがツリー形式で表示されます。やることはシンプルで、各メンバーに対して「上司(親)」を1人選ぶだけです。上司を設定すると、そのメンバーは自動的にツリー上で子として表示されます。上司の設定を外せば、そのメンバーはツリーの一番上(ルート)に戻ります。「Aの部下であるはずのBを、Aの上司に設定する」といった循環した関係は、保存時にエラーとしてブロックされます。うっかり矢印を逆に張ってしまうミスを防げます。編集できるのはプロジェクト管理者・テナント管理者のみです。一般メンバーは閲覧はできますが、勝手に自分の上司を変更するようなことはできません。

直属の上下関係とは別に「サポーター」を設定する

組織の実態は、きれいなピラミッドだけでは表現できません。「直属の上司ではないけれど、他部署からこの案件を手伝ってくれている」というような、斜めの支援関係もよくあります。HARVASKでは、この上下関係とは別に「サポーター」という関係を、メンバーごとに複数人設定できます。誰かのサポーターとして別のメンバーを追加できる(1人に対して複数人のサポーターを付けられる)、不要になったサポーター関係は個別に削除できる、上司・部下の関係と混在させず別枠で管理される——たとえば「開発チームのリーダーだが、営業部門の案件を横からサポートしている」といったケースを、無理に組織図の階層を歪めずに残せます。

一般的なツールとHARVASKの違い

一般的なプロジェクト管理ツールは、メンバー表示がフラットな一覧が基本で、支援関係を表現する手段がなく、誤設定を防ぐツール側のチェックもありません。編集も全員できてしまうツールが多いのが実情です。HARVASKでは上司・部下をツリーで可視化し、支援関係は「サポーター」として別枠で記録し、循環参照は自動検出してブロックし、編集も管理者のみに限定しています。

よくある質問

Q. プロジェクトそのものを部署ごとに階層化(親プロジェクト・子プロジェクトのような入れ子構造)できますか?
現時点では、プロジェクト自体を入れ子にする機能はありません。この機能は「1つのプロジェクトの中で、メンバー同士の上下関係・支援関係を表現する」ものです。部署単位で管理を分けたい場合は、部署ごとにプロジェクトを作成し、メンバーをそれぞれ登録する運用になります。

Q. 1人のメンバーに上司を2人設定することはできますか?
直属の上司(親)は1人のみです。複数人からの支援を残したい場合は、上司ではなく「サポーター」として追加してください。

Q. 途中で組織変更があった場合、設定はやり直せますか?
はい。上司の設定はいつでも変更・解除できます。異動や体制変更があった場合は、指揮命令系統タブから該当メンバーの上司を再設定するだけで反映されます。

Q. フリープラン・スタータープランでも使えますか?
指揮命令系統タブはベーシックプラン(月額20,000円・ユーザー数無制限)以上で表示される機能です。フリー・スタータープランには表示されません。

Q. 一般メンバーが自分で組織図を編集できてしまいますか?
編集できるのはプロジェクト管理者・テナント管理者のみです。一般メンバーは閲覧のみで、誤って変更してしまう心配はありません。

まとめ

  1. プロジェクト設定の「指揮命令系統」タブで、メンバー同士の上司・部下関係をツリーとして可視化できる
  2. 直属の上下関係とは別に「サポーター」を設定でき、部署をまたいだ支援関係も記録できる
  3. 循環した設定は自動でブロックされ、編集権限も管理者に限定されているので安全に運用できる

メンバーが増えてきたプロジェクトほど、「誰が誰に報告すべきか」を口頭の記憶に頼らず、ツール側に残しておく価値は大きくなります。ベーシックプラン以上を使っているなら、一度「指揮命令系統」タブを覗いてみてください。